説教 2008年11月


「計り知れない神の計画」

 それぞれの人生に歴史があるように、教会にもぞれぞれの歴史がある。ホノルル教会の誕生時1929年頃の写真を見ると、そこに写っている方のほとんどは、すでに天に帰られている。あの方々は、80年後の今をどのように想像されていたのだろうか? 顔も名前も知らない私たちが、ホノルル教会を「私の教会」と呼び、共に集っているのを見たら、さぞかし喜んでくださるだろ。

 同じように、50年後のホノルル教会のメンバーの中には、今やんちゃに走り廻っている小さい子供が、教会の執事などをしていたりするのだろう。私たちの知らない方が大勢いて、今の私たちと同じように、神を礼拝し、賛美し、また会堂建築のことを話し合ったりしているのだろう。
 神の計り知れない計画の中で、今のこの時代に主に出会い、ホノルル教会に集うようになったことは、確かに意味のあることだ。私もまさか自分がホノルル教会の牧師になるとは、夢にも考えたことがなかった。驚きである。皆さん一人一人が、今ここにいることは偶然ではなく、必然である。

 私の場合、もし会堂建築が終わってから赴任したらどうだろうか? 皆さんも、今ここにいるのと、会堂が完成した後に教会に来るのとどちらがラッキーと思うだろうか? あと数年ずれていたらと考えるとどうだろうか。この話しが出始めた頃、私は、牧師に就任して一年も経たない中で、せめてあと3年待って欲しいとも思った。しかし、神の時は「今」であった。

 私は、今一つのことだけは明確に言える。私が今のこの時にホノルル教会にいることは神の御心だと。そして私はそれをラッキーだと思っている。この「信仰の旅」は、まさに険しい道を進むものであるかもしれない。だからこそ意味がある。ここで体験し、学ぶことは、教会にとっても私にとっても、かけがえのない霊的財産となるであろう。私は、あえて皆さんに、今あなたがホノルル教会に導かれていることはラッキーだと伝えたい。この時にしか体験できない神の恵みがあるからだ。

「主はあなたを見放さず、あなたを見捨てず、主の宮の奉仕のすべての仕事を完成させてくださる。」

(U歴代誌28:20)

関真士牧師

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